再 び 堂 満 岳 へ

H17年1月23日
参加    6名

京都を過ぎると湖西線の駅ではもう雪です。
冬の琵琶湖と比良の山、窓から見えるこの景色が好き!雪を見ると尚うれしくなります。
ロープウェイがなくなり静かな山と思っていたのに、比良駅ではどっと登山者が降りて驚きました。登山口までタクシーを2台予約入れていたのに、1台しか来てくれないし、登山口までは入れないと言われて「それって、契約違反???」内心ムクレテいます。(タクシーは昨年末からスタッドレスのはず、入れないのじゃなく行きたくない、客が多いからピストンして稼ぐ?みたいです)
比良駅ではタクシーの常駐はありませんので利用する場合予約が必要です。

堂満岳(中央)

イン谷口まで15分ほどのウォーミングアップになりました。駅でも大勢の人でしたし、道路にも登山口周辺にも結構駐車しています。やっぱり雪の比良は大人気のようです。
雪は思いのほか多くルンルン気分で歩き始めますが、無風状態ですぐに汗いっぱい、服装調節のため休んだ所では皆さん竹の子の皮をはぐようにどんどん脱いでいます。背中から湯気の上がっている人もいました。

青ガレ

青ガレを前にアイゼンを着けます。今日は雪山チーム初級山行と言うことで、急登でのピッケルの持ち方、使い方、アイゼンを着けた歩き方、急登では前爪を利かせるなど改めてリーダーから注意があります。アイゼンワークを思い出してイメージします。
青ガレの岩はすっかり雪に埋もれてガレは見えません。これはラッキー!トレースもしっかりあるのでアイゼンをつければこの登りは楽チンです。

金糞峠まであと一息

一面真っ白の雪はもうそれだけでうれしくて、サクサクとアイゼンを利かせ小1時間ほど雪を楽しんで金糞峠に到着です。大きな琵琶湖が広がって上から見る冬の湖は動かず鈍い色をたたえて静かです。

峠から琵琶湖

金糞峠でも珍しく風がなくお腹が空いたので一息入れます。
峠から堂満への稜線はずっと琵琶湖と一緒です。

稜線から釈迦岳、対岸に伊吹山

稜線上は湖側がガレて風当たりの強いところですが今日は風もなく穏やか!雪いっぱい〜!展望バッチリ!と3拍子揃って楽しみます。後方には最高峰の武奈ヶ岳とその西南稜が真っ白です。「オゥー、たくさん登ってるわ」と双眼鏡を取り出して軟弱さん。

中央に白く武奈ヶ岳

ここはシャクナゲの群生地です。雪にほとんど埋もれていますが可愛いい蕾をたくさんつけています。あの鮮やかな、透けるようなピンクの花がいっせいに開くのはGWの頃でしょうか?
雪の上に顔を出した健気なシャクナゲにエールを送ります。
谷側から人の声が聞こえてきます。そう言えば駅でヘルメットや金物やザイルなどの重装備の人もいましたが堂満ルンゼを上っているのでしょう?雪まみれでひょんな所でヌッと出会うかも知れません。(あとで本当に出会いました、道なき灌木の中からヘルメット姿で雪まみれのオジサマと)

山頂への道

山頂が見えて来ましたが人でいっぱい、賑わって座るところもなさそうです。
手前の展望の良いピークは新雪のフカフカ!!!そこで雪を固めて座り穏やかな琵琶湖とそれをへだてて真っ白い伊吹、霊仙、鈴鹿へと続く山を眺めながらの昼食は最高に気分の良いもので、本日のスペシャルシートでした。

手前のピークから

山頂はいつもの山名板がすっかり雪に埋もれて小山になっていました。人も多く集合写真を撮ってすぐに下山します。堂満東稜の山頂直下はかなりの斜度で、しっかりアイゼンの全爪で雪を捉えて慎重に下ります。木には花が咲いたように雪がつき、しばらくとても展望が良いのでつい見とれて足を止めてしまいます。

山頂直下

息のぬけない急斜面で一気に高度が下がり、それが過ぎると傾斜も緩み自然林の快適空間が続きます。
林の中に描かれた1本の白いトレースを辿ればメルヘンの国に行けるのでしょうか?そんな錯覚を覚えます。
岩まじりの小さな谷筋になり、雪がなく、水の中や岩の上でアイゼンが悲鳴をあげています。今日始めてのドロ道で私も悲鳴をあげそうでした。

凍りつくノタノホリ

ノタノホリは真っ白に凍っています。
山中にしては大きな池で夏にはカエルの大合唱?今は雪積もらせて静かで神秘的です。
ここまで来ればあとわずか、雪も少なくアイゼンを外します。
「国鉄比良駅」と書かれた標示板(もう何年前になるのでしょう、記憶にさえ定かではありません)に従って比良駅まで帰ります。

今日も1日きれいな雪で遊びました。
雪って楽しい〜!雪って優しい〜!もっと、もっと遊んでいたい心を残して帰ります。
コースタイム
イン谷口 9:50→青ガレ 11:02→金糞峠 11:45→堂満手前のピーク 12:40(昼食)13:20→堂満岳 13:25→ノタノホリ 14:40→比良駅 15:45